【Press Release】
~SCRM、CDMにおけるDevSecOpsソリューションの販売も開始~
この提携において、当社はインフラの自動管理オーケストレータ「MSActivator*1」を提供し、アラクサラはSCRM(Supply Chain Risk Management/サプライチェーンリスク管理)とCDM(Continuous Diagnostics and Mitigation/継続的診断・リスク軽減)の技術を1つの製品にまとめたネットワークインフラの強靭化総合プラットフォームと「MSActivator*1」を統合します。今回の提携によるソリューションは、セキュリティ脅威のリスク検出と軽減に対するターンキーソリューションを求める大企業や政府機関の顧客に向けて、今後市場に提供される予定です。
本発表にあたり当社とアラクサラの代表は、今週来日されたアイルランド首相ミホル・マーティン氏と面談し、本発表内容と今後の展望について紹介しました。
UBiqubeとアラクサラの提携について
UBiqubeのインフラ自動管理オーケストレーター「MSActivator*1」とアラクサラのネットワークセンサー「AX-Sensor*2」、フローコレクター「AX-Collector*3」が連携し、悪意ある攻撃をユーザーが設定した閾値によって検知し、検知したリスクに応じてアクションを自動的に実行するDevSecOps(Development Security Operations)ソリューションの販売に向けて協業していまいります。
*1 MSActivator: さまざまなIT機器、マルチベンダ環境において、ITインフラ管理の統合と自動化を行うオーケストレータ。高度に抽象化されたデバイスと機能のモデリングを用いて、ITインフラの個別の違いを吸収し、管理の統合・自動化を容易に行うことが可能。
*2 AX-Sensor: リアルタイムかつノンサンプリングでのパケット統計/通知を可能にする、コンパクトで高性能なネットワークセンサ装置。ルータやスイッチのミラーデータから各種フロー情報を加工し、AX-Collectorに転送。
*3 AX-Collector: AX-Sensorやネットワーク機器からデータを収集し、可視化や閾値による異常検知等を実現するソフトウェア
アラクサラの代表取締役社長兼CEO 保坂 岳深氏のコメント
アラクサラの代表取締役兼CEOである保坂岳深氏は今回の提携について次のように述べています。「大規模なネットワークでセキュリティリスク検知と対処を迅速かつ適切に行うには、アラクサラの検知ソリューションとMSActivatorのDevSecOpSオーケストレーションを一体化し、ワンストップで提供する必要があります。複雑化するITインフラのフレキシブルなセキュリティ対応に重要な一石を投ずると確信しております。」
UBiqubeのCEO Nabil L. Souliのコメント
「アラクサラのAX-Sensorは、従来はほとんど監視に使われていなかったネットワークトラフィック情報を収集、加工できるので、サービス自動化ツールのMSActivatorと連携することで、インシデントの未然防止や早期発見、リスクの軽減の自動化に大いに貢献することが期待できます。」
アラクサラネットワークス株式会社について
アラクサラネットワークス株式会社は、「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献」を企業理念としています。情報ライフラインを支える概念としてギャランティード・ネットワークを提唱し、ネットワーク構築に必要な基幹系ルータおよびスイッチの開発から設計、製造、販売、保守のサービスを提供しています。
UBiqubeについて
アイルランドのダブリンに拠点を置くUBiqubeは、ハイブリッドおよびマルチクラウドインフラストラクチャ自動化プラットフォームのプロバイダーです。数多くの通信事業者およびテレコムキャリアによる導入実績により実証されたソリューションを、デジタル化が進み複雑なアプリケーションの展開と管理の課題に直面している企業もに提供しています。業界をリードする統合自動化プラットフォームMSActivatorのコアテクノロジーは、新製品である企業のDevOpsチーム向けソリューションCloudclappの原動力となっています。